いよいよ、教室場所のコミュニティセンターも閉まることになりました。
いつまでかわかりません。
翌日コミュニティセンターに電話すると、今日の午後から閉まるということで、急いで教材など、当座自宅やオンライン活動で必要なものを取りに行きました。
センターに入るといつも通り明るい受付のおばちゃん。
「今、あなたにメールもしようと思っていたのよ。必要なもの急いで取りにいきなさい。
」
数か月前の暑さで、教室活動をキャンセルしようかと迷っていた時、わざわざエアコンテストをしてくれて、何が何でも教室活動を続けようとしてくれたおばちゃんです。
小さな当教室活動でも、いつもできるだけ教室が借りれるように協力してくれるおばちゃんです。
荷物を取りに、教材を置かせてもらっている教室へ。
なんだか、いつもよりがらーんとしているように見えました。
どの教室を見渡すと、いつも子どもたちが走り回っている姿。声。笑顔。
なんだか一気にこみ上げて、泣きながら教材を袋に詰めました。
大丈夫。またここでみんなと遊べる。
そう思いながらも、「いつかはわからない。」 という言葉がよぎりました。
子どもたちと過ごす楽しい時間がこうやって突然なくなることもあるんだと思いました。
大きな荷物を持って受付前を通ると、おばちゃんがいつもより遠くの席から手を振ってくれました。
いつもだったら、近くに来てたわいもないおしゃべりするのですが、
今は数メートル間隔を空けて人と接することが義務付けられています。
遠くからおばちゃんが大きく手を振って言いました。
「教室が使えるようになったらすぐに連絡するから。See you Soon!OK?」
「See you Soon OK?」には「絶対またここで会うんだからね」と聞こえました。
私もいつものように言いました。
「See you Soon!」
「いつ会えるかわからないけど、Soonを目指して」という想いを込めて。