あっ、保護者からではなく、子どもから言われた言葉です。(笑)
この言葉が出たのは、今タームのレッスンプランを子どもが自分で考えてた時でした。
私はプライベートレッスンでも、子どもたちが自分でが毎週のレッスンプランを立てるようにしています。
理由はたったひとつ。
日本語レッスンは自分で学びたいと思った方法で、学びたいことをレッスンに取り入れるのが一番効率がいいからです。
でもそれ以上の理由は 日本語レッスンが楽しい!から。
自分で立てた目標は達成したくもなります。
小学6年生の女の子の今タームの夢は
英語の絵本を日本語訳にしたい。
おりがみの折り方の本を読めるようになって折り紙を折りたい。
新しい漢字を10字増やしたい。
などなどたくさんでてきました。
どれも自分の今の日本語学習い必要な事で、得意分野であることもよくわかっているのです。
そして、そうなるためにはどうする?
この内容が毎週のプライベートレッスンですることです。
勉強の仕方、毎週お進め方を話している時、
「では、新しい漢字を10字増やすためにはどうしたらいいと思う?」
んー。きっと書き取りは嫌がるだろうし、プリントをただやるのもつまらない。
どんなアイデアを出すんだろう。
そう思いながら聞きました。
すると、
「先生!漢字テストしてちょうだい!」
「え???」
「漢字テストしたらどの漢字がわからないかわかるでしょ。そしたらその漢字で漢字カードを作るの。で、漢字テストはね。。。。。。。。。」
と、漢字テストをお願いされた上に、漢字テストの仕方までご指導してくれました。
私が子どもにお願いされました。
もう、この子には先生は必要でなく、ファシリテーター、サポーターが必要になり、自分で日本語を学ぶ力を備えたのだと思うと、本当にうれしかった。(笑)
「先生の宿題は、来週までに私の漢字テストを作ってくることよ。」
感動の宿題を持ち帰った日でした。