あったらいいな、こんなもの✏作文レッスンより
こくご二下の教科書のなかに あったらいいな、こんなもの の学習単元があります。
そうそう。あのドラえもんのイラスト入りページです。
先日レッスン教室でこの題で作文を書きました。
「あったらいいな、こんなもの」を想像して絵に描き、それを説明する時の生徒の表情はとてもきらきら。
その時間があまりにも楽しくて、「思わず作文を書きたくなった」 というのが現実でした。
作文を書くとなると、どうしても文章や、漢字に目がいきがちですが、思わず作文を書きたくなる時間がとても大切です。
なんでもそうです。
思わず漢字を書きたくなる。
思わず日本語を話したくなる。
思わず辞書を使いたくなる。
そのためには生徒達の話しをじっくり聞くことです。
だから、このレッスンではほとんど生徒の話しで盛り上がり、私の出る幕はありませんでした。
それにしても、小学校高学年にもなると、想像力がかなりテクノロジー的で、私も話題についていくのが精いっぱい。(苦笑)
「え?なにそれ?」と質問をしていたのは私の方で、時代の流れと共に、おとなの私たちも学ばなければと刺激を受けました。
抜粋ですがご紹介します。
👧小学5年女の子
私はマジックリストがほしいです。
そのマジックリストを付けるとネットボールで必ず、ゴールできます。
中省略)
時間だけでなく、色々な数を測れます(脈拍数や体重計なども)
そして、このマジックリストをたくさん作り、売ります。
これはプラスチックでできていないので、プラスチックのごみも減ります。
既に環境問題も視野に入れている視点。私が小学生の時はそんなこと考えたこともなかったです。
👧小学5年女の子
私はマジックネックレスがほしいです。
これは探し物の名前を言うと、それがどこにあるか映ります。
また物を一瞬にして動かせます。
多くの言葉を訳せます。
(以後省略)
なんだか、スマートフォン技術以上のことができるもの。想像するレベルが魔法の世界というより、テクノロジーの世界です。
👦小学3年男の子
ぼくはロケットハンドがほしいです。
とても強く、重く、空手に使えます。
(中省略)
ロケットハンド火も出るので、それで料理もできます。
料理をホームレスの人に作ってあげたいです。
私は聞いてみました。
私「これはどこかで買えますか?」
男の子「チャイナで」←ほとんどの物にメイドインチャイナと書いてあるからだそうです。
私「ホームレスの人に料理作ってあげたら、どうなるの?」
男の子「たくさんホームレスの友達つくれる」
友達をつくるのに、職業、環境は関係ないんですね。
友達は友達なんです。
私はいつから色めがねをかけるようになったのだろう。。。と教えられました。
あったらいいな、こんなもの。
是非、お子さんと一緒に作文を書いてみませんか?