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「手伝って~」と言えること
- sakurailc
- 2019年4月16日
- 読了時間: 2分
🌰秋4月15日(月)スクールホリデー教室より
心地よい季節になり4月SHC初日はたくさんの笑顔で迎えました。
活動予定では🎪テントを用意して、その中で絵本の読み聞かせやおままごとをするというのがあたのですが。。。。。
私がテントを広げることはできても、たたむのがどうもうまくいかず、前日に練習してテントを持って行くのをあきらめてしまいました。
そして、
「ごめんね。先生、今日テント持ってこなかった」
と言うと
「だったら作ればいい!」
ということで、みんなでテントづくりが始まりました。
とは言っても特別に用意した材料はありません。
とりあえずあるもの、新聞紙、ひも、テープ、布、木の枝を集め作ることになりました。
私の頭にテントの作り方という指導案もありません。
でも、子どもたちの頭の中には「テントが出来上がる!」しかないのです。
材料がないから、作り方がわからないから、というできない理由は一切なく、あるものを工夫して出来上がるテントのわくわくした想像図しかないのです。
年齢も違い、初対面のお友達もいる中で、
「私ここ持つから、あなたここ持って」
「ぼく木を集めるからから一緒に集めよう」
「先生!テープある?」
「はさみ持ってくる!」
と会話が途切れることなく事がすすみます。
そして、たくさんの
「ねえ~~!手伝って~!」
という言葉。
自分が手伝ってほしい時に「手伝って」と言えることで、またひとつ何かが出来上がるのです。
大人になっても「手伝って~」と言えるみんなでいてほしいな。
そうすると、みんなも手伝う人になれると思うのです。
結局、テントは外にあるテーブルにビニールをかけ、それを糸で何度も巻いて、木の枝に古布で切った旗をつけ、見事に出来上がりました。
オリジナル活動案がまたひとつ増えました。

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