令和の君たちへ
- sakurailc
- 2019年4月1日
- 読了時間: 2分
今日新しい元号が発表されましたね。
「令和」
教室に来ている君たちは人生の前半をこの元号と一緒に過ごしていきますね。
どんな事があるのかしら。
ロボットのお友達もできるのかな。
車は空を飛んでるのかな。
家族で宇宙旅行も行けるのかな。
お菓子は動くお菓子とかできるのかな。
テレビでハンバーガーが出てくると匂いもするのかな。
考えただけでもわくわくする。そして笑っちゃうよね。
「そんなことあるわけないじゃーん」って。
でもね、みんなは今
パソコン使うでしょ。
スカイプするでしょ。
携帯電話で話すでしょ。
これはね、先生がみんなくらいの歳の「昭和」に、漫画やテレビに出てきたけど、ほとんどの人が、まさか起きないと思っていたことなのよ。
でもね、みんなが絶対起きないと思っていたことでも「そうなりたい。」「そうしたい。」と思ってがんばった人たちがいるの。
きっと笑われたと思うわ。「そんなの無理」って。
でもね、
笑われても、失敗しても、くじけても、何度も何度も夢をあきらめないでがんばった人たちがいたの。
だから、みんなが生まれた「平成」に、パソコンもスカイプも携帯電話もたくさんの人が使えるようになったのよ。
なんでそんなに笑われてもがんばれたと思う?
先生は「きっと誰かを喜ばせたかった」と思うな。
だって、みんな「OK!Google!」って話すの楽しいでしょ。
スカイプすると日本のおじいちゃんおばあちゃが喜ぶでしょ。
携帯電話ですぐに友達や家族とお話しできるでしょ。
「令和」にはきっと世界中の人とお友達になれるもの、新しいものがたくさんあると思うの。その力を借りて、君たちの夢をたくさん叶えてほしい 。
楽しみだわ。
そしてもうひとつしてほしい事。
おじいちゃん、おばあちゃんから「昭和」の事、パパ、ママから「平成」のお話しもたくさん聞いてほしいの。
それは「古いお話」という人もいるけど「受け継ぐ」ということなのよ。
今日の発表の時、日本の総理大臣がこうおっしゃいました。
「この”令和”には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております。」
みんながたくさんの人たちと一緒に、日本とオーストラリアや他の国の文化を受け継いで、「令和」で生かしてくれると願ってます。
そしておばあちゃんになった先生はこう言いたいわ。
「頼もしい君たちのおかげでよい令和です」って。
それが先生の夢かな。
2019年4月1日 えり子せんせいより

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