偶然の 褒める言葉に ちからあり
レッスン後に必ずしていることに、「今日のお友だちの良かったところを褒める」というのがあります。
毎回「たくさん発言していた。」「音読が上手だった。」「宿題たくさんやっていた。」などお友だちから言われる言葉に嬉しそうな笑顔でレッスンを終えます。
でも先日は私にあまり笑顔がありませんでした。
色々と落ち込むこともあり、でもレッスンはいいものにしないと子どもたちに申し訳ないと、内面は心と闘いながら、がんばってレッスンしました。
そして、レッスン終了時に 一通り「今日のお友達の良かったところを褒める」をして、「はい。では今日はこれで終わります。」と言った時です。
「え?先生は?」
「何が?」
「先生の今日の良かったところまだ褒めてないよ。」
と、ある子が言いました。
それを聞いて私は
「いいの。いいの。今日の先生はよい所なかったと思うから。みんなによいレッスンできなかったし。」
とすねた子どものようなことを言いました。
すると。。。。
「そんなことないよ。がんばってたよ。」
「You did good job today」
子どもたちがそう言いました。
子どもたちが気を使ってとか、私の心を見透かしてとか、そんなドラマはないと思います。
時々先生の良かったところも褒めることをしてくれるので、「今日はしないの?」という流れだったのだと思います。
それでも。。。。
その言葉がとても嬉しく、励みになり、「小学生に励まされる先生って、私らしい」と笑っていました。
「褒める言葉」は意図がなくても、偶然でも人を元気にさせるもの。
やっぱりこれはレッスンに欠かせない。