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歩く

朝の日課で犬の散歩に出かけ、木々の葉っぱが赤やオレンジになっているのに気づきました。暑い暑いと思っていたけど、秋はもう到着していたんだなあと。

 話しはそれますが、私が保育のアイデアが一番浮かぶのがこの散歩の時間。ああしよう、こうしよう、あれもいい、これもいかもと不思議と次々に頭の中の引き出しが開きます。

 「歩く」ことで 体力的なことはもちろん、視覚的、思考的な力が生き生きと芽生えるのを感じます。それは子供たちにとってもかなりよい時間。

そういえば日本の小学校時代を過ごした私はよく歩いたものです。今の忙しい子供たちには聞き慣れないかもしれませんが「道草」もよくしました。道草で見つける花、虫、物、素敵な家、お店、を眺めては友達と話しが弾みました。

そんな懐かしさもあってかこの教育効果を信じて教室のレッスンの合間には散歩の時間を作るようにしています。

前回のSHCで朝の散歩をした時、今まで知らなかった抜け道が教室の隣にあるのを発見した時は みんなで大喜び。どうしてあんなに嬉しかったんだろう。(笑)

歩きながら童謡やわらべ歌を自然に口ずさむようになり、すっかり歌を丸覚え。

交通ルールの学習と共に小学生が幼稚園生に手をしっかり握って道の外側を歩く思いやりの心。

車で過ごすことが多い子供たちですが、「歩く」時間は体力増進に加え知能促進効果が大きいのです。

 でも何よりも「虫の声が聞こえる」「風が涼しくなったな」「春のにおいがする」そんな目に見えないものに気づいてくれるそんな大人になってほしいと願うのです。


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