7月冬SHC
- sakurailc
- 2017年7月27日
- 読了時間: 2分
冷たい風が吹く7月冬スクールホリデー教室 今回はお友達同士で参加した子供たちがたくさんいました。
SHCでは普段通っている現地校とは違う言語、先生と一緒に過ごし、生活習慣は日本の教育環境をモデルにしています。例えば、
ハンカチを持ってきて手洗い後は自分のハンカチで拭く。
昼食は全員そろって「いただきます」を言ってから食べ始め、「ごちそうさま」を必ず言う。
下校前にはみんなで教室のおそうじと整頓。
ラグの上に座ったり、歩くときは靴を脱ぐ。
初めての経験も多く、最初は戸惑いますが次第にSHCにきたら「切り替え」ができるようになります。この「切り替え」がとても大切。言語や文化の切り替えがスイッチのようにできると、よいバイリンガルにもなれるからです。
また ♪だるまさんころんだ ♪あぶくたった ♪ かごめかごめ でたくさん過ごします。日本語学習でパワーポイントを利用したり、童謡を流す以外に電子機器類は使いません。
いつの時代もどこにいても子供たちに大人気の遊びです。1日遊んだだけで翌日の散歩では♪あぶくたったを大合唱しながら歩いていました。
外で走るのが好きで、何度も同じ遊びをしたがり、興味があるものにはさわりたくなり、ほしくなる。
どの時代も子供たちは変わらないのですよね。それをほしいものはどこにでもあり、外で遊びにくくし、部屋で過ごす時間が増える環境を大人が作ってしまったのだと思います。
その反省から本来の子供たちの姿を取り戻し、バイリンガルに必要な切り替えができる環境を提供していきたいという願いが当教室にはありました。 その願いは教室生徒やスクールホリデーを利用して参加してくれたたくさんの子供たちののおかげで叶い、毎日たくさんの笑顔といたずらをする姿が見られ、ととても嬉しくなりました。
そして、日本の教育のよさもあらためて認識しました。もちろんオーストラリア教育にもよい点がたくさんあります。私達教員も両方の教育環境のよさをよく理解し、切り替えて、環境提供と指導していかなければと思いました。バリリンガルを育てる基本ですから。
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