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お掃除

年末となり、オーストラリアではクリスマスの雰囲気がどこに行っても漂っています。

 一方、日本の年末の風物詩といえば大掃除。一年お世話になった物、場所に感謝をしながら大掃除、片付けをするのは日本ならではの風習です。

今のユニットテーマ学習:師走ですが、その題材のひとつにお掃除を取り入れました。

雑巾を縫い、自分で作った雑巾を使って自分の身の回りを綺麗にする。

しかし、学校でもお掃除の習慣がないここで育った子ども達は「雑巾ってなあに?」の質問から始まりました。(日本でも最近は「雑巾」と言う言葉もあまり使わなくなりました。)

お掃除は大人か、業者さんがするものと思っている子供たちにとっては「どうしておそうじしなくちゃいけないの?」というのが自然かもしれません。

「どうして?」

もちろん、綺麗になるから、片付くから。でも何よりもお掃除は子ども達にとってたくさんの心身効果があります。

雑巾を縫う。→針が指に刺さらないように、慎重に縫うため集中力を指先運動が働きます。

雑巾を絞る。→どうしたら水が切れるか何度も絞ってコツをつかみます。

お掃除をする。→手足はもちろん、小さい体全体を使うので、運動効果があります。

お掃除をする習慣。→自然に自分の持ち物を片付けたり管理するようになります。

つまり幼児教育時代にお掃除の経験をすることは、自立と人や物をいた心に繋がるのです。

教室でもの授業後はみんなでゴミ拾いと机、椅子お整理整頓をするようにしています。

 現代では食器洗い機をあり、クリーナーさんに自宅のお掃除をする御家庭も多いのですが、

年末大掃除をご家族皆さんでやってみると、思いがけない探し物が出てきたり、会話がはずむものです。

 2015年はさくら国際学習教室(SILC)の為に協力してくれたたくさんの教材、道具、そして支えてくださった皆さんに感謝して、締めくくりたいと思います。

つぶやき

ある朝、ごみ収集車がゴミ箱をすいすいと持ち上げるのを見て

T君(3歳)

「ゴミ屋さんって、かっこいいねえ!」


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