さくら国際学習教室(SILC)を開校して
たくさんの方々のご協力を頂きながら、さくら国際学習教室(SILC)がスタートして2ヶ月が経ちました。よく降る雨と冷たい風の季節ですが、授業前には子ども達の笑顔が暖かさを運んでくれます。
教室の第一の使命は子ども達の学習の成果であり、教材工夫や授業内容のチェックは欠かせません。その点に関してもかなりの準備と教員の先輩方、同僚にお力を頂きました。そして、何よりもこの教室の一番のメリットは 子ども達一人一人とじっくりと向き合って授業を作れるということでした。
正直、少人数だと活動が盛り上がらず、子ども達にとってもインパクトがないのではという心配もありました。しかし実際は子ども達の発言力が増し、気持ちや意見を表現しやすい環境になるので次々と活動案が出てきます。
また、教員の立場からすると、数人、個人で授業を行うことで より子ども達の可能性と個性をみつけることができます。そして見つけることができると不思議とそれは全て長所だと感じます。つまり、どの子ども達も長所のみがあるのではないかと。
そして、何よりもの楽しみは子ども達のつぶやきがしっかりと聞こえることです。
そいういえば、私の中学の頃の夢は山の分校の先生になることだったことも思い出しました。
大きな学校やクラスで教員をしたことはスキルアップに繋がりました。
でも当時逃してしまったものが何かをこの教室で気づかせてもらい、そしてたくさん戻ってきました。
これからも少しずつ、ゆっくりと、新しい生徒達と出会っていこうと思います。
つぶやき
*K君(4歳)
先生「夕陽ってみたことある?」
K君「うん、ぼくビーチで見た」
先生「わあ、海の中に太陽が入るのみたの?綺麗だよねえ。」
K君「うん」
先生「でもさ、太陽は海に入ったらどこにいくんだろう?」
K君「あのね、海の中で寝るんだよ。そして朝になったら起きてまた出てくるの」
先生「なるほど。。。」
*A君(3歳)
お母さんが黒と白のボーダーラインの洋服を着ているのを見て、
A君「先生見て、お母さん、しまうまさんになっちゃたあ」
先生「ホントだ。。。」