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さくら日本語学習

漢字すごろく
かぞえ方で計算

方法

1.すごろく用の用紙(A4書き取り帳可)を用意する。

2.好きな升目に習った漢字を書く。

3.2の漢字の読み方を離れた升目に書く。

4.すごろくのルールに従い、コマがとまった枡の漢字を読めたらその読み方の枡までコマが飛べる。

5.コマが読みの枡にとまったら その漢字まで戻る。

 

  漢字と読み方を何度も繰り返すことで漢字が覚えやすくなります。読み方の枡にとまりその漢字が書けたら2つ進むなどルールは子ども達に応じて変えることもできます。同様にひらがなとカタカナで行ってみたり、名詞と動詞で行うこともできます。

 

方法

1.足し算、引き算の数字を日本語で言いながら計算する。

2.数に個や匹など数え方をつけて言う。

3.答も数え方をつけて言う。例:「OX本」

 

  さんすうの理解と同時に日本語で理解するのが日本語さんすうの課題です。

そこで教室ではいつも計算する時は数を日本語で声に出しながら計算しています。

そのうちに「じゃあ今度は 個 をつけて言ってみよう」と言うとリズムが出て言っているうちになぜか楽しくなり、

「じゃあ今度は 匹 で!」と変えてみました。

日本語算数の特徴であるかぞえ方、文章問題の答を正しく書くのにとても役立ちました。

漢字計算

方法

1.漢字見て「へん」や「つくり」を好きなように分解する。

2.分解した部首で足し算を作る。

3.足し算の答になる漢字を漢字表や辞書で調べる。

 

 さくら生徒にとって漢字はいかに興味を持ち、自分で書いて学習するかがポイントです。

身の回りで目にする日本の環境ではないので、学習した漢字をどのように覚えるかを工夫した結果、漢字計算を行ってみました。

 出来上がっているブロック(漢字)を自分で崩し、また組み合わせるには穴が開くくらい字をみつめなければいけません。

次第に漢字が図のようにも見え、パズルをしている感覚にもなります。まさに漢字に引きつけられ、自分で足し算を作って答が完成したとき「自分で字が作れてた!」と満足し、辞書や教科書で調べる手も早まります。

 一文字に時間をかけるからこそ、漢字にも愛着がわくものです。

 学習用意リスト

方法
1.学習用意リストを作る。
2.レッスン日前に持ち物を確認し、リストに✓する
 毎週教室へ持ってくる学習道具は現地校と異なるものも多く、数も多いです。そこで忘れ物をしないようにと作った学習用意リストでしたが、多くの漢字やカタカナでかかれていて、それを毎週自分で確認することで学習道具の名前、漢字が自然に読めるようになります。これは学習リストに限らず、定期的に何度も日本語を読むことに効果があります。
 日本語で書かれたお買い物リストや旅行リストも作って子供たちが自分で用意するようにしましょう。
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